KIKKA Ensembleで豊中市の庄内駅前にある豊南市場で演奏してきました。
KIKKA Ensembleはわが鳴尾二胡教室を中心に二胡奏者や講師で構成されたアンサンブルで、私もメンバーに加えていただいています。

ある日楽譜を渡されました。
「今度の豊南市場でやるので練習しておいてください」と。
見ると、ヴィバルディ作曲の四季より「夏」とあります。
「春」はよく聞くんですが、「夏」?
五線譜の楽譜は音符がほとんど十六分音符。
そして恐ろしいことに、速度が「Presto」となっている。
(感覚としては、めっちゃ速い)
元々はバイオリンやチェロの四重奏のようです。
それを二胡でやる?
しかもしかも、演奏は1ヶ月後。

最初は音を取るためにゆっくり練習。
そしてレッスンの時にそれを見ていただいたんですが、とにかくこの曲は速さが命。
なので、真ん中がモヤモヤになってもいいから最初と最後をビシッと音程取って、速度を合わせてくださいとのこと。

それからは練習しました。
投げ出したくなるくらい弾けなかったけど、やってるうちにそれなりに聞こえるようになってきた。
そして本番でした。
老師はノリノリ、私もついていくのに必死だったけど、ジェットコースターに乗ってるみたいな解放感がありました。
楽しかった!

この曲はKIKKAの持ちネタにするらしいので、毎年夏は演奏するそうです。
なので、真ん中のモヤモヤ部分をちゃんと弾けるように、これからも練習し続けます。

ちなみに普通速い曲はゆっくりから練習して、だんだんと速くしていくのが一般的です。
今回は例外。
でもそれなりになるもんだと思いました。
脳の可動域が広がった感じ。

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